
これは『あがき』という整調作業のひとつで、あがき定規(左手に持っている茶色のもの)
を使って鍵盤の深さを揃えていきます。

鍵盤の下にこのまるいペーパーパンチングを出したり入れたりして、鍵盤の深さを揃えます。
このペーパーパンチングの厚さは左から、0.04mm、0.08mm、0.15mmです。
このわずかな違いを指先で感じ取る、まさに職人技ですね~

そして仕上げに、指先の感覚でアフタータッチを揃えていきます。
ふだん見えている鍵盤の奥にはたくさんの部品があります。
鍵盤やそれらの部品の動きを揃えるとずいぶん弾き心地が良くなります!
kan