ダニエル・バレンボイム氏がベルギーのピアノ職人クリス・マーネ氏
と共に新方式のグランド・ピアノを発表と業界で話題になっています。
BBCニュース
この新方式と呼ばれるのはバレンボイム氏がリストが当時弾いていた
ピアノから温故知新のアイデアを思いついたのがきっかけです。

現代のピアノはこのように低音の弦が中音の弦と交差して張られて
います。こうすることによって低音の弦をより長く張れるので迫力
ある低音が出るようになっています。
交差する低音と中音の弦が干渉することを相乗効果と考えられる
一方、「音が濁る」と感じたバレンボイム氏は昔のピアノのように
弦を並行にして張れば改善できると考え製作されたのが今回の
新方式のグランドピアノということです。
新方式のグランドピアノ
どんなピアノか?ご興味のある方はリンク(PDF)からご覧ください。
21世紀は過去のピアノを見直す時代に入ったようです。
sano