涼しくなりそうですね!
店内はクーラーがついているので修理作業は
快適です(^^)

これはピアノの弦を叩くハンマーですが何かおかしい・・・
白いフェルトがパカっと剥がれてしまってます。

今回お預かりした修理は高音の16本のみ鋲で固定されて
いないため簡単に接着が剥がれてしまっていました。

しっかりと再接着して、

まず見た目は元通りになります。

例のごとく長年のご使用によってハンマーが磨耗しているので、

専用のヤスリで整形します。

今回は消音ユニット取付けもするので回転式のバーを取付け
しました。

さあ、ここから夏のピアノ倉庫内での作業になりました。
内部の掃除や金属磨きの後に鍵盤下にセンサーを取付けます。

暑さで写真がぶれてしまいましたが、ペダルのセンサーや配線を
纏めて消音キットの取付けは完了。

整調後に調律が45年あいていたのでピッチ上げをして、パンク修理
ハンマー整形後の整音をして出来上がり!
45年放置されても外装も綺麗になり、音も当時の温かい音色が甦り
ました。
この倉庫から東京へ移動して、新たに弾き継いで楽しまれることを
願うばかりです(^^)
sano